稽古場風景

①端唄・松本知優佳会

松本ジャポニスム初参加の松本知優佳会(まつもとともゆかかい)のお稽古場にお邪魔してまいりました。

お稽古場は埋橋の燦翔館の中。明るくて落ち着きのある和室で行われています。

軽やかな三味線の音とともに「猫じゃ猫じゃ」が聴こえてきました。︎

猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが 猫が 猫が下駄履いて 絞りの浴衣で来るものか

これ、何を唄っているかというと、浮気現場に踏み込んだ場面を歌詞にしているんですね。

急に帰ってきた旦那に驚いて、浮気相手を押し入れかなんかに隠してみたけど、物音がしてしまう。
「あれはなんだ」と尋ねる旦那に「ありゃ猫じゃ」と言い訳するお妾さん。「この浴衣と下駄も猫のものだというのか」と問い詰められるシーンなんです。

端唄の面白さは歌詞にあると思います。この「猫じゃ猫じゃ」は「おっちょこちょい節」の中のひとつであり、他にもたくさん歌詞があって、一番、二番とかそういうことではなく「猫じゃ猫じゃ〜」で始まるヤツ、という意味でそう呼ばれているだけなんです。

とにかく歌詞がたくさんある。たくさんあるけど一曲は短く、言葉数は少ない。そこに込められた意味を読みとって面白がる。そんな遊び心を知るのがたまらなく楽しい。それが端唄です。

端唄の三味線は、耳にやわらかく軽く華やかな音色です。これもまた三味線のひとつの顔ですね。

講師は花季真優美さん。お稽古中もコロコロとよく笑い、こちらもつられて楽しくなってしまいました。

質問にも気持ちよく答えていただき「やっぱり端唄は楽しいな」とウキウキ気分で帰ったのでした。

4月16日、松本ジャポニスム
端唄・松本知優佳会の出演は13:40から!
お囃子入りで賑やかに、お座敷の世界へご案内!15時からのワークショップでは端唄の三味線を体験できます!端唄ならでは、を感じてもらおうと工夫しました。こちらもご参加ください!


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