「お稽古風景・能楽」

能楽宝生流、澤風会(たくふうかい)のお稽古場は、松本城も近い大手公民館。

部屋の中から謡(うたい)が聞こえてくると、それだけで日常に距離ができ、お能の世界の入り口に立っている、と感じます。
この感覚がいつでも新鮮で面白いのです。

こちらの教室で習えるのは三種あります。
「謡の稽古」「仕舞の稽古」「能楽囃子の稽古」

先生の人柄を慕うお弟子さんも多く、皆さん熱心に通っています。
稽古の空き時間にお弟子さんの持ってきた雑誌の、その能面の写真を先生が解説しているところに出くわしたのですが、全員食い入るように覗き込んでいて、危うく吸い込まれてしまいそうでした。
皆さん、本当に好きなんですね。

4月21日の舞台では…
「野守(のもり)」
舞台は春の奈良、春日野。旅人が出会った野守(野の番人)は、実体は鬼神でした。
鬼神の持っている鏡は世の中の全てを映し出します。
天国、地獄、様々なものを鏡に映しながら勇壮に舞います。

松本ジャポニスム、能楽の出演は12:40〜。
日常とは違う、不思議な世界へ足を踏み入れてみませんか?


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能楽・澤風会

今回も序を飾っていただきます能楽・澤風会(たくふうかい)。
能楽は歴史があるだけ奥が深く、そして謡(うたい)、仕舞、囃子と全てに太い芯があるのを感じます。

能楽にも楽器が入ります。笛、太鼓、小鼓、大鼓。これだけです。邦楽囃子が三味線音曲に入るのに対して、能楽囃子は謡に囃子が入ります。実にシンプルな構成ですね。
謡で物語が進行し、囃子で拍子を取り、舞で演じる、言うなれば歴史ある演劇です。難しそう…と思わずに、まずお越しください。分かりやすく解説しながら進めていきます。

能楽・澤風会は松本市大手公民館でお稽古を続けています。
講師 能楽宝生流シテ方 澤田宏司
能楽囃子の教室もございます。ぜひ一度見学にいらしてください。


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